活動報告

奨学給付活動

名古屋市子ども福祉課・愛知県児童家庭課・愛知県公立高等学校長会などを通じて募集活動を行い、愛知県内の児童養護施設入所者又はひとり親家庭等の高校生のうち経済的理由によって大学進学が困難であるが、学習意欲があり、人物・学業ともに優秀かつ心身健康な生徒について奨学金給付を行っています。
2021年度の実績は53名です。

交流活動

奨学金の支給を受ける児童及び生徒並びに学生の指導、育成及び交流支援を行っています。

2019年12月交流会開催

2019年12月、NPO法人アジアチャイルドサポートの池間哲郎さんをお招きして、講演会とグループディスカッションを開催しました。アジア途上国の貧困地域に生きる人々の姿を通して、一生懸命に生きることの大切さ・感謝の心・命の尊さを今一度見つめ直すきっかけをいただきました。

2019年6月交流会開催

2019年6月、プロ野球元中日ドラゴンズ選手の立浪和義さんをお招きして、講演会とグループディスカッションを開催しました。立浪さんは野球を通じて、「あいさつの重要性」「感謝の大切さ」「努力を続けること」の重要性を学んだとのことで、奨学生もグループディスカッションでは、「失敗を恐れずに進んで行きたい」との発表がありました。

2018年12月交流会開催

2018年12月、日本人初の冬季オリンピックメダリストで、国際オリンピック委員会の名誉委員の猪谷千春さんから「ゼロベース思考」と題したご講演をいただきました。「過去よりも、未来に向けた新しい発想が大切」「できるだけ大きな夢を持つ」というアドバイスをいただくことができました。

2018年6月交流会開催

2018年6月、名古屋第二赤十字病院 名誉院長石川清先生をお招きして、医者として、災害救護と国際救援などを通じての「人生のやりがい」について、講演会とグループディスカッションを開催しました。どんなことでもためらわずに決断し実行できる行動力に感動し、自分も家族や周りの人達など様々な人との関わりを大切にしていきたいなど、奨学生自身が大人になった時、どのように社会で生きていくかを考える機会を作ることができました。

2017年12月交流会開催

2017年12月、元ソフトボールオリンピック日本代表の髙山樹里さんをお招きして、講演(座談会)を開催しました。奨学生は世界での活躍やスポーツ、福祉分野に興味のある生徒・学生も多く、現在、車椅子ソフトボールの普及にも努められている髙山さんのお話しをお聞きする貴重な経験ができました。

卒業記念式典

卒業記念式典を開催

毎年3月、4月から社会人となる財団卒業生を送り出す卒業記念式典を開催しています。当財団の奨学生として学んだことを活かして、社会でも貢献できるよう頑張って欲しいと思います。